メッシの紙ナプキン契約書が約1.5億円で落札

メッシ紙ナプキン契約書

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ選手が13歳のときに、バルセロナ加入に合意した際の「紙ナプキン契約書」が、76万2400万ポンド(約1億5000万円)で落札されたと、競売会社ボナムズが17日に発表しました。

2000年12月14日と記されたナプキンは、当時バルセロナのスポーツディレクターだったカルレス・レシャク氏がテニスクラブで昼食をとりながら、代理人らとメッシ選手の獲得に合意した際に使用されたもの。

当時のメッシ選手は成長ホルモン障害を患っていたため、契約条件の高額治療費や家族の生活費の支援はリスクが高いと反対論が根強く、時間だけが経過していました。しびれをきらせたメッシ選手の代理人や関係者は12月、契約するか否かの最終決断を求め、千載一遇のチャンスを逃すべきではないとレシャック氏が独断で契約を締結します。

ナプキンには「2000年12月14日、バルセロナ。バルセロナ技術部門の責任者オラシオ・カルロス・レシャックはエージェントのジョゼップ・マリア・ミンゲーラ氏同席の元、リオネル・メッシとの契約に関して反対する声があるにも関わらず、自らの責任で、合意した金額の範囲内にてリオネル・メッシと契約することを誓約する」とペンで記載。後日、バルセロナの正式なレターヘッド付きの書式にそのまま転記されと報じられています。

以降、13歳当時のメッシ選手の代理人で、現在はマルコ・アセンシオ選手を担当する人物がクレディ・アンドラ銀行で保管。2018年11月にはマルカ紙の取材に応え、「クラブの現代史を変えたもの」としてバルセロナの博物館で飾られるべきとの意向を示すも、「紙ナプキンは秘匿情報でありメッシの引退や退団まで公開されるべきではない」とクラブから伝達され、交渉は中断していました。

ボナムズの担当者は声明で「メッシのキャリアの発端となった有名な紙ナプキン。それはメッシの人生、バルセロナの未来を変え、世界中の何十億ものファンにサッカーの素晴らしい瞬間をもたらすことに貢献した」と述べています。

Source: Bonhams, Marca, NPR, Reuters

Image: Marca / Text: The Dugout / 最終更新日:2024年5月19日 13:46