キューバ野球カード約590万円で落札

キューバ野球カード

1920年代にキューバで流通したベースボール・カードのコンプリートセットが、米フィラデルフィア州のオークションハウス、ヘイクに出品され、587万円で落札されました。

カードはキューバ出身の映画監督、トマス・グティエレス氏が所有していたコレクションの一部。当時としては珍しく、ディアス社が発売していたタバコに1枚ずつ付属していたキューバ・プロリーグのカード。選手の顔写真などが印刷されており、全部で84種類が存在しています。

オークションを担当したアレックス・ウィンター氏によると、同シリーズのカードで、8枚セットのものが過去に3万ドル(約300万円)で落札されており、84枚すべて揃ったものは極めて希少価値が高いと評価。

また発行以来、約100年が経過しているため、現存数も少なく、根強いファンをもつキューバリーグのメモラビリアとして、今回の落札額についても打倒な結果であったと分析しています。

Source: Hake's Americana & Collectibles
Image: Hake's Americana & Collectibles / Text: The Dugout / 最終更新日:2014年3月27日 20:07