米野球カード落札額 約2千万円

ニュージャージー州のオークションハウス、ゴールディンで1939年に発売されたベースボールカードが開始価格の$50,000を大幅に上回り、約2千万円($202,826)で落札されました。

米野球カード落札額約2千万円

カードは161枚のセットで出品され、過去最高の保存状態としてコレクターから大変注目を集め、当時のスター選手テッド・ウィリアムズやジョー・ディマジオの人気カードも含まれていました。

1939年はベースボール生誕100周年にして野球殿堂が開かれた年。ベースボールの歴史上、特別な意味をもつため落札額が高騰したとみられています。また、1939年はヤンキースのレジェンド、ルー・ゲーリックが不運にも引退に追い込まれ、メジャーリーグ歴代1位である通算出塁率.482の記録を保持するテッド・ウィリアムズがプロデビューを飾っています。

その他には「神の左手」と呼ばれたサンディー・コーファックスが、1959-60年の試合で使用したグローブが約1千万円($107,995)を記録。コーファックスのキャリアの中でも劇的なカムバックにつながった重要なシーズンで使用されたことが、高い評価につながっています。

Source: Goldin Auctions
Image: Goldin Auctions / Text: The Dugout / 最終更新日:2013年11月6日 11:00